「実は5月がピーク!」うっかり焼けにご注意

〜春のうちに夏老けを防ぐ、紫外線ケアの新常識〜

「紫外線=夏が一番強い」と思っていませんか?
実は、日本では紫外線量のピークは5月〜6月。肌が暑さを感じる前に、じわじわと老化ダメージは進んでいるのです。


■5月の紫外線量は真夏とほぼ同じ

気象庁のデータによると、UV-B(肌表面に炎症や赤みをもたらす紫外線)は5月から6月にかけて急上昇。一方、UV-A(肌の奥に届いてハリや弾力を奪う紫外線)は、3月からすでに強まりはじめ、5月には真夏並みになります。

つまり、春の日差しは“涼しくて気持ちいい”と感じていても、肌にとっては真夏レベルのストレスというわけです。


■「うっかり日焼け」が老化の原因に

5月はゴールデンウィークなどで外に出る機会が増えるタイミング。にもかかわらず、気温がまだ穏やかなので、日焼け止めを忘れがちです。

「気づいたら腕が焼けていた」
「自転車に乗っていたら、手の甲が真っ赤に」
そんな“うっかり焼け”が、後のシミ・くすみ・乾燥の引き金になります。

とくに、紫外線はメラニンを刺激するだけでなく、肌のコラーゲンを壊すため、シワやたるみにも直結します。


■今からでも間に合う!春のUVケア3つの習慣

① 朝のスキンケアに「日焼け止め」を組み込む

メイクしない日も、スキンケアの最後に“顔用の日焼け止め”をプラス。「UVカット機能付き下地」ではなく、専用のアイテムを選ぶのが効果的です。

② 曇りの日でも「手の甲」「首」に意識を向けて

紫外線は雲を通過します。特に手の甲や首は年齢が出やすいパーツ。外出しない日も、家の中で窓際にいるだけでダメージは進みます。

③ 外出時は「持ち歩けるUVアイテム」を

スプレータイプやクッションタイプの日焼け止めは、メイクの上からでも塗り直しやすくて便利。こまめな追いUVケアが、美肌キープのカギです。


5月こそ徹底UVケアのスタート

紫外線は、音も匂いもない分、油断した隙に肌の奥深くまで入り込んできます。
5月の今こそ、夏に向けての「仕込み美容」のスタート地点。

肌を守ることで、夏の終わりに“老けてない私”と出会えます。